ゲーンオムとは
ゲーンオム(แกงอ่อม/Gaeng Om)は、肉と多くの野菜、ディルなどのハーブを少量の汁で煮る、東北タイ・イサーンで親しまれる料理です。
ココナッツミルクを使わず、唐辛子、シャロット、レモングラスなどの粗いペースト、プラーラー、炒り米粉を使う場合があります。カレーとスープの中間のような料理です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式な料理名 | แกงอ่อม |
| 日本語表記 | ゲーンオム |
| 英語表記 | Gaeng Om / Isan Herbal Curry |
| 国・地域 | タイ |
| 料理タイプ | イサーン式のハーブ入り汁カレー |
| 主な食事場面 | 昼食、夕食、家庭・イサーン料理店 |
ゲーンオムの特徴
汁が少なく具が多い
さらさらのスープではなく、肉と多種類の野菜が多く、汁は全体をまとめる程度です。
ディルと地域のハーブ
ディル、ねぎ、バジル、レモングラスなどが強い香りを作ります。
プラーラーと炒り米粉
発酵魚調味料のプラーラーでうま味を加え、炒り米粉で香ばしさと軽い濃度を付ける作り方があります。
主な材料
ゲーンオムでよく使われる材料は次のとおりです。材料や分量は地域、店、家庭によって異なります。
- 主材料:鶏肉、豚肉、牛肉、魚など
- 野菜:キャベツ、白菜、なす、きのこ、長豆など
- ハーブ:ディル、ねぎ、バジル、レモングラス
- ペースト:乾燥唐辛子、シャロット
- うま味:プラーラー、ナンプラー
- 追加:炒り米粉
味と食感
唐辛子の辛味、プラーラーの発酵したうま味、ディルとレモングラスの青い香りが重なります。砂糖を使わないか、控えめにする作り方が多く見られます。
肉、葉野菜、なす、きのこなど多くの食感が一杯に入り、炒り米粉を使う場合は軽い粒感と濃度が加わります。
主材料による違い
肉や魚の種類によって、だしと香りが変わります。
| 種類・要素 | 主な違い |
|---|---|
| 鶏肉 | 軽く、ディルとの相性がよい |
| 牛肉 | 肉の風味が強くなる |
| 豚肉 | 脂のうま味が加わる |
| 魚 | 地域の淡水魚を使う形がある |
いつ、どのように食べる料理か
もち米や白ご飯と一緒に食べ、ラープ、ソムタム、焼き肉などと組み合わせることがあります。
野菜は火の通りやすさが異なるため、硬いものから順に加えます。ディルや葉物は最後に加えると香りを残しやすくなります。
動画レシピを見るときの比較ポイント
ゲーンオムの動画レシピは、次の点を比べると違いが分かりやすくなります。
- 主材料が肉か魚か
- プラーラーを使うか
- 炒り米粉を入れるか
- ディルと他のハーブの量
- 野菜の種類と加熱順序
- 汁の量をどこまで減らすか
CookClipでは、同じゲーンオムでも材料、香味、辛さ、濃度、加熱方法が異なる動画レシピを整理して掲載します。使える材料と好みに近い作り方から選んでください。
よくある質問
ゲーンパーとの違いは何ですか?
どちらもココナッツを使わないことがありますが、ゲーンオムはイサーン料理で、ディル、プラーラー、炒り米粉、多くの野菜を使う点が特徴です。
必ずプラーラーを使いますか?
代表的な材料ですが、使わずにナンプラーなどで調味するレシピもあります。
辛いですか?
辛めのことが多いですが、唐辛子量で調整できます。
汁物ですか、カレーですか?
タイ語ではゲーンですが、具が多く汁が少ないハーブスープに近い料理です。