桂花糕とは?キンモクセイ香る中国菓子の味・材料と作り方

桂花糕の動画レシピ

5件の動画レシピがあります。

桂花糕とは

桂花糕(グイホワガオ/桂花糕)は、桂花(キンモクセイ類の花)の甘く華やかな香りを生かした中国の菓子です。「桂花糕」という名前は一つの決まった形だけを指すわけではなく、地域や作り手によって、透明感のあるゼリー状のもの、ココナッツを合わせたもの、やわらかな糕点タイプなどがあります。

今回CookClipに掲載している5つの動画でも仕上がりは同じではありません。クコの実を浮かべた透明な桂花ゼリー、ココナッツを組み合わせるタイプなどがあり、「桂花の香りをどう生かすか」と「何で固めるか」が大きな違いになります。

項目内容
現地語名(中国語)桂花糕
英語表記Osmanthus Cake / Osmanthus Jelly
国・地域中国・香港など
料理タイプ桂花の香りを生かした中華菓子・冷菓

特徴・材料・基本的な作り方

桂花の香りが中心

桂花糕の共通点は、乾燥桂花や糖桂花などを使い、花の甘い香りを菓子へ移すことです。桂花を直接加えるだけでなく、熱湯へ浸して香りを抽出してから使うレシピもあります。

ゼリー状と糕点タイプがある

香港系の動画では、ゼラチンなどの凝固材を使って透明感のあるゼリー状に仕上げる桂花糕がよく見られます。一方、桂花糕という名前は、粉類などを使って蒸した糕点タイプにも使われます。名前だけで同じ食感だと判断せず、材料と固め方を見ることが重要です。

クコの実を組み合わせるレシピがある

透明な桂花ゼリーでは、赤いクコの実を加える作り方があります。桂花の淡い色とクコの赤色が見えるため、味だけでなく見た目のアクセントにもなります。

主な材料・調味料

  • 香り:乾燥桂花、糖桂花など
  • 甘味:砂糖、氷砂糖など
  • 凝固材:ゼラチンなど
  • 液体:水、レシピによってココナッツ系の材料など
  • 追加材料:クコの実など
  • 仕上げ:桂花の花を残して見た目と香りを加える場合がある

材料数は多くありませんが、桂花をどのくらい浸すか、砂糖に何を使うか、ゼラチンの割合、冷やし方によって香り、甘さ、透明感、弾力が変わります。

5つの動画レシピを比較

CookClipでは5つの桂花糕動画レシピを掲載しています。掲載タイトルを見ても、ココナッツ桂花糕、クコの実入り桂花ゼリー、やわらかな桂花糕などタイプが分かれており、同じ料理名でも仕上がりには幅があります。

ここからは一般的な桂花糕の説明ではなく、CookClipに掲載している動画や公開レシピを横断して整理した比較です。

動画レシピ 主な材料・固め方 特徴
Coconut Lemon Home Cooking 詳しい材料・配合は個別記事で確認 CookClipではココナッツ桂花糕として掲載しているタイプ
Feng Xiaochu 詳しい材料・配合は個別記事で確認 CookClipでは、きめ細かくやわらかな桂花糕として掲載しているタイプ
點 Cook Guide クコの実10g、乾燥桂花3g、砂糖130g、ゼラチン20g。桂花を熱湯へ浸して香りを抽出 クコ入りの透明な桂花ゼリー。桂花は5〜10分浸す
Mama Cheung クコの実30粒、乾燥桂花1大さじ、糖桂花1大さじ、ゼラチン30g、氷砂糖50g、水600ml 乾燥桂花と糖桂花を両方使い、氷砂糖で甘味を付ける
SugarAndSweets クコの実15g、乾燥桂花5g、砂糖200g、ゼラチン30g、水650ml 桂花を約30分浸し、冷蔵庫で約2時間固める桂花ゼリー

5本を比較して分かったこと

確認できたゼリー系3本は材料の骨格がよく似ている

點 Cook Guide、Mama Cheung、SugarAndSweetsの3本では、いずれも桂花、水、糖、ゼラチン、クコの実を使っています。透明感のあるゼリー型の桂花糕では、この組み合わせが共通する一方、分量と工程には違いがあります。

桂花を浸す時間は5分から30分まで違う

Mama Cheungでは桂花を熱湯へ約5分、點 Cook Guideでは5〜10分浸します。一方、SugarAndSweetsでは約30分浸して香りを水へ移します。同じ乾燥桂花を使っていても、抽出時間は固定されていません。

甘味の付け方も同じではない

點 Cook Guideは砂糖130g、SugarAndSweetsは砂糖200gを使います。Mama Cheungは氷砂糖50gに加えて糖桂花を1大さじ使うため、単純な白砂糖だけではなく、桂花の香りを含んだ甘味料を重ねています。

桂花とクコの実を均一に浮かせる工程がある

ゼリー液がさらさらの状態で型へ入れると、クコの実や桂花が一か所へ沈みやすくなります。Mama Cheungでは氷水で冷やしながら少し固まり始めたところで軽く混ぜ、SugarAndSweetsでも冷やしてとろみを付けてから均一に分散させています。

冷蔵時間にも差がある

SugarAndSweetsでは冷蔵庫で約2時間、Mama Cheungでは約4〜5時間しっかり冷やします。同じゼラチンを使った桂花糕でも、分量や容器、目指す硬さによって冷却時間は変わります。

「桂花糕=透明ゼリー」だけではない

今回の5記事には、クコ入りの透明なゼリー型だけでなく、ココナッツ桂花糕や、別の食感を持つ桂花糕も含まれています。料理名だけを見るより、凝固材、粉類、ココナッツなど何を使って形を作っているかを見る方が、レシピの違いを理解しやすくなります。

目的別に動画レシピを選ぶ

5本は仕上がりや材料が異なるため、「どれが一番よいか」ではなく、作りたいタイプから選ぶと分かりやすくなります。

作りたいタイプ 動画レシピ 選ぶ理由
ココナッツを使った桂花糕を見たい Coconut Lemon Home Cooking CookClipでココナッツ桂花糕として掲載しているレシピ
ゼリー以外の食感も比較したい Feng Xiaochu きめ細かくやわらかな仕上がりとして紹介されており、透明ゼリー系との違いを比較できる
材料量を抑えたクコ入りゼリーを見たい 點 Cook Guide 乾燥桂花3g、ゼラチン20g、砂糖130gの9個分レシピで、工程も比較しやすい
氷砂糖と糖桂花を使いたい Mama Cheung 白砂糖だけではなく氷砂糖と糖桂花を組み合わせる
桂花を長めに抽出したゼリーを作りたい SugarAndSweets 乾燥桂花を約30分浸し、桂花の香りを移してからゼリーへ加える

ここでの分類は料理の優劣を付けるものではありません。材料、固め方、桂花の抽出方法など、動画で確認できる違いをもとに選びやすく整理しています。

5つの動画レシピを詳しく見る

よくある質問

桂花糕はケーキですか?ゼリーですか?

どちらか一つに限定できません。「糕」は中国語でさまざまな菓子や固めた食品に使われるため、桂花糕にもゼリー状のものや、粉類などを使った糕点タイプがあります。レシピを見るときは名前より材料と固め方を確認する方が確実です。

桂花とは何ですか?

桂花はキンモクセイ類の花を指します。乾燥した花や、砂糖と合わせた糖桂花などが菓子や飲み物の香り付けに使われます。

クコの実は必ず必要ですか?

必須ではありません。ただし今回確認した透明な桂花ゼリー3本ではいずれもクコの実が使われており、赤い色が透明なゼリーのアクセントにもなっています。

桂花を直接入れるだけではだめですか?

直接加えるレシピもありますが、熱湯へ浸して香りを液体へ移してから使う方法もあります。今回確認したゼリー系3本でも桂花を湯へ浸す工程が使われています。

なぜクコの実や桂花が底へ沈むのですか?

ゼリー液がまださらさらしていると、固形物が沈んだり偏ったりしやすいためです。少し冷やしてとろみが付き始めてから軽く混ぜると、全体へ分散させやすくなります。