カノムトゥアイとは
カノムトゥアイ(ขนมถ้วย/Khanom Thuai)は、小さな陶器の杯へ、パームシュガーとパンダンを使う甘い米粉生地を蒸し、上に塩味のある濃いココナッツ層を重ねるタイ菓子です。
下層の甘くもちっとした生地と、上層の塩味があるクリーミーなココナッツの対比が特徴です。タイの麺食堂で食後の菓子として置かれることもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式な料理名 | ขนมถ้วย |
| 日本語表記 | カノムトゥアイ |
| 英語表記 | Khanom Thuai / Thai Steamed Coconut Cups |
| 国・地域 | タイ |
| 料理タイプ | 二層仕立ての小さな蒸しココナッツ菓子 |
| 主な食事場面 | デザート、軽食、市場・麺食堂 |
カノムトゥアイの特徴
小さな陶器の杯で蒸す
トゥアイタライと呼ばれる小さな杯を熱してから生地を流します。
下層は甘い米粉生地
米粉、タピオカ粉、パームシュガー、薄いココナッツミルク、パンダンなどを使います。
上層は塩味の濃いココナッツ
濃いココナッツミルク、塩、少量の粉を合わせ、下層の上へ重ねて蒸します。
主な材料
カノムトゥアイでよく使われる材料は次のとおりです。材料や分量は店、家庭、地域によって異なります。
- 下層:米粉、タピオカ粉、パームシュガー、パンダン
- 上層:ココナッツミルク、塩、米粉など
- 容器:小さな陶器の杯
- 追加色:蝶豆など
味と食感
下層のパームシュガーの甘味とパンダンの香りに、上層の濃厚なココナッツと塩味が重なります。
下層はやわらかくもちっとし、上層はなめらかでクリーミーです。冷めると杯から外しやすくなります。
下層の香りと色による違い
パンダンが代表的ですが、天然色や砂糖の種類で見た目が変わります。
| 種類・要素 | 主な違い |
|---|---|
| パンダン | 緑色と葉の甘い香り |
| パームシュガー色 | 茶色く深い甘味 |
| 蝶豆 | 青や紫の色を付ける |
| 杯から直接食べる | 小さなスプーンで二層を一緒にすくう |
いつ、どのように食べる料理か
市場や食堂で、冷ました杯から小さなスプーンですくって食べます。
杯を先に蒸して熱くし、下層が固まってから上層を注ぎます。完全に冷める前は生地が杯へ付きやすくなります。
動画レシピを見るときの比較ポイント
カノムトゥアイの動画レシピは、次の点を比べると違いが分かりやすくなります。
- 下層の粉配合
- パームシュガーの溶かし方
- 杯を予熱するか
- 下層の蒸し時間
- 上層の塩分
- 二層が混ざらない注ぎ方
CookClipでは、同じカノムトゥアイでも材料、甘さ、ココナッツミルク、卵や豆の配合、香り付け、加熱方法が異なる動画レシピを整理して掲載します。使える材料と好みに近い作り方から選んでください。
よくある質問
カノムクロックと同じですか?
異なります。カノムトゥアイは杯で二層を蒸し、カノムクロックはくぼみ鉄板で焼きます。
上の白い層は甘いですか?
甘さよりココナッツのコクと塩味を効かせる形が代表的です。
陶器の杯が必要ですか?
小さな耐熱容器で代用できますが、蒸し時間は変わります。
温かく食べますか?
蒸した後に冷まし、常温で食べることが多いです。