エッグロールとは
エッグロールは、厚めの小麦粉の皮に、細切りのキャベツ、肉、えび、香味野菜などを包み、円筒形にして油で揚げる中国系アメリカ料理です。中国系レストランの前菜やテイクアウトで広く見られ、温かいうちにソースを付けて食べます。
名称に卵を意味する「エッグ」が含まれますが、現在の一般的な具に卵が必ず入るわけではありません。皮の配合や端を留める用途に卵を使う場合はあるものの、料理を特徴づけるのは厚めで気泡のある揚げ皮と、キャベツを中心とした具です。
基本情報
| 正式な料理名 | Egg roll |
|---|---|
| 日本語表記 | エッグロール |
| 英語表記 | Egg roll / Chinese-American deep-fried filled roll |
| 国・地域 | アメリカ合衆国の中国系料理 |
| 料理タイプ | 具入り揚げ春巻き |
| 主な食事場面 | 前菜、軽食、テイクアウト、複数人での食事 |
エッグロールの特徴
厚く香ばしい揚げ皮
エッグロールの皮は、一般的な薄い春巻きの皮より厚く、揚げると表面に細かな気泡ができ、硬さのあるざくざくした食感になります。皮が乾くと割れやすいため、包む間は覆っておく方法が使われます。
キャベツを中心とした具
細切りキャベツに、豚肉、鶏肉、えびなどを組み合わせる形が一般的です。にんじん、玉ねぎ、セロリ、もやしなどを加える場合もあり、炒めて水分を減らしてから包みます。
包み方と水分管理が仕上がりを左右する
具が湿りすぎていると皮が破れたり油がはねたりしやすくなります。具を冷まし、空気を押し出しながらしっかり巻き、端を水やでんぷんのりなどで留めることが重要です。
主な材料
- エッグロールの皮:具を包み、揚げると厚く香ばしい外側を作る。
- キャベツ:具の中心で、甘みとかさ、歯ごたえを加える。
- 豚肉、鶏肉、えびなど:うま味と食べ応えを加える。
- にんじん、玉ねぎ、セロリなど:香り、色、食感を補う。
- しょうゆやオイスターソース:具に塩味とうま味を付ける。
- でんぷんや水:皮の端を留め、形を保つために使う。
- 揚げ油:皮を膨らませ、香ばしい食感を作る。
味と食感
中身はキャベツの甘みと肉のうま味を中心に、しょうゆ系の穏やかな塩味があります。添えるソースによって、甘酸っぱさ、辛味、しょうゆの香りを加えられます。
外側は厚く、ざくざくした食感で、中は火の通った野菜がほどよく柔らかく、肉やえびの食感が加わります。具の水分が多いと皮がしんなりしやすいため、揚げたてが最も特徴を味わえます。
代表的な種類と作り方の違い
豚肉とキャベツを使うもの、鶏肉、えび、野菜のみを使うものなど、具材の種類があります。レストランや家庭によって、もやし、たけのこ、きくらげ、セロリなどを加える場合もあります。
具を先に炒める方法は水分を管理しやすく、肉に確実に火を通せます。生の具を包んで揚げる方法では、皮を焦がさず中心まで加熱する温度管理が必要です。二度揚げで食感を強める方法もあります。
いつ、どのように食べる料理か
中国系レストランでは前菜やセットの一品として提供され、テイクアウトでは甘酸っぱいソース、プラムソース、からし、しょうゆ系ソースなどを添えることがあります。手で持って食べやすく、複数人で分ける軽食にも向きます。
揚げた後は網に上げて余分な油を切り、蒸気で皮が湿る前に食べます。切る場合は少し休ませてから斜めに切ると、具が飛び出しにくくなります。
動画レシピを見るときの比較ポイント
CookClipでは複数の子動画記事を整理し、具材だけでなく皮と揚げ方の違いを次の観点で比較できるようにします。
- 皮の厚さと、春巻き用の皮との違い
- キャベツや肉など具材の割合
- 具を先に炒めるか、生のまま包むか
- 具の水分をどのように減らすか
- 皮を破らずに巻き、端を留める方法
- 揚げ油の温度と、一度揚げ・二度揚げの違い
よくある質問
エッグロールと春巻きは同じですか?
近い料理ですが、アメリカのエッグロールは一般に皮が厚く、揚げると表面に気泡が出るしっかりした食感です。薄い皮を使う春巻きとは区別されることが多いです。
名前の通り卵が入っていますか?
必ず入るわけではありません。具に卵を使わないレシピが多く、皮の配合や端を留める用途で使う場合があります。
揚げている途中に破れる原因は?
具の水分が多い、詰めすぎる、皮が乾燥して割れる、端が十分に留まっていないなどが主な原因です。
冷凍できますか?
包んだ状態や揚げた後に冷凍する方法があります。水分で皮が傷まないように一つずつ離して凍らせ、調理時は中心まで十分に加熱します。