クラウドベリージャムとは?特徴・主な材料と動画レシピ一覧

クラウドベリージャムとは

クラウドベリージャムは、クラウドベリーの果実を砂糖と加熱して作る保存食です。クラウドベリーは冷涼な地域の湿地や泥炭地に育つ琥珀色の果実で、カナダでは北部や大西洋岸にも分布します。

ニューファンドランド・ラブラドール州などではクラウドベリーを「Bakeapple(ベイクアップル)」と呼び、ジャムは「Bakeapple Jam」としても知られています。クラウドベリー自体はカナダだけの果実ではないため、料理の発祥を一国に限定せず、ここではカナダの地域的な呼び名と食べ方を中心に扱います。

基本情報

正式な料理名Cloudberry Jam
日本語表記クラウドベリージャム
英語表記Cloudberry Jam / Bakeapple Jam
国・地域カナダ北部・大西洋岸(ニューファンドランド・ラブラドール州を含む)
料理タイプベリージャム・保存食
主な食事場面朝食、パンやスコーンの付け合わせ、菓子や乳製品のソース

クラウドベリージャムの特徴

ベイクアップルという地域名

ニューファンドランド、ラブラドール、東部ケベックなどでは、クラウドベリーをベイクアップルと呼ぶ文化があります。

少ない材料で果実の香りを残す

基本は果実と砂糖で、必要に応じて少量の水やレモン果汁を加えます。強い香辛料を使わず、希少な果実の香りを前面に出す作り方が多く見られます。

種と果肉の残し方で食感が変わる

果実をそのまま煮ると小さな種と繊維が残り、濾すと滑らかなスプレッドになります。どちらが正式というより、用途と好みによる違いです。

主な材料

  • クラウドベリー(ベイクアップル):琥珀色、甘酸っぱさ、独特の芳香を持つ主材料です。
  • 砂糖:甘さを整え、加熱後の保存性と粘度に関わります。
  • :果実の水分が少ない場合に、焦げ付きを防ぐため少量使われます。
  • レモン果汁:酸味を補い、甘さを引き締める任意材料です。

味と食感

クラウドベリーは甘酸っぱく、蜂蜜やアプリコットを思わせると表現される香りがあります。ジャムにすると香りが凝縮し、種を残したタイプはつぶつぶした食感、濾したタイプは滑らかな口当たりになります。砂糖が多いほど濃厚で保存食らしい味になり、少ないほど果実の酸味が目立ちます。

作り方の違い

果実を軽くつぶして種ごと煮るタイプ、加熱後に濾して滑らかにするタイプ、果実の形をある程度残すプレザーブ寄りのタイプがあります。砂糖の割合、煮詰める長さ、ペクチンを補うかどうかでも固さが変わります。家庭で長期保存する場合は、使用する瓶詰め方法に対応した公的な保存手順に従う必要があります。

いつ、どのように食べる料理か

トースト、スコーン、パンケーキに塗るほか、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズケーキのソースにも使われます。チーズや焼き菓子と合わせる場合は、甘さが強過ぎないジャムが果実の酸味を生かしやすくなります。

動画レシピを見るときの比較ポイント

CookClipでは複数の子動画記事を整理し、材料、加熱方法、仕上がりの違いを比較できるようにします。動画を見る際は、次の点を確認するとレシピの特徴をつかみやすくなります。

  • クラウドベリーを生・冷凍・ピューレのどの状態で使うか
  • 果実と砂糖の比率、および甘さの設定
  • 種と繊維を残すか、濾して滑らかにするか
  • 水やレモン果汁を加えるタイミング
  • 煮詰め時間と、冷えた後の固さの見込み
  • 短期冷蔵用か、適切な瓶詰め処理を行う保存用か

よくある質問

クラウドベリーとベイクアップルは同じですか?

同じ果実を指します。ベイクアップルは、ニューファンドランド・ラブラドール州などで使われる地域名です。

ラズベリーやブルーベリーと同じ味ですか?

同じキイチゴ類に近い見た目を持ちますが、香りと酸味は異なります。代用すると別のジャムになります。

種を取り除く必要がありますか?

必須ではありません。種を残すと素朴な食感になり、濾すと滑らかになります。

開封後はどのように扱いますか?

市販品は表示に従い、家庭製は採用した保存方法に従います。一般には開封後は冷蔵し、清潔な器具で取り分けます。