チミチャンガとは?特徴・主な材料と動画レシピ一覧

チミチャンガの動画レシピ

6件の動画レシピがあります。

チミチャンガとは

チミチャンガ(Chimichanga)は、小麦粉のトルティーヤに肉、豆、チーズなどの具を包み、表面をカリッと仕上げる料理です。見た目はブリトーに似ていますが、包んだあとに油で揚げる作り方がよく知られています。

アメリカ南西部、とくにアリゾナとの結びつきが強いメキシコ系アメリカ料理です。今回比較した6本でも、牛ひき肉や鶏肉、リフライドビーンズ、チリソース、チーズなどを使いながら、揚げる・焼く、トルティーヤを自作する、仕上げにソースをかけるなど作り方に大きな違いがあります。

項目内容
現地語名Chimichanga
英語表記Chimichanga
国・地域アメリカ南西部(特にアリゾナ)・メキシコ北部周辺
料理タイプ肉や豆、チーズなどを小麦トルティーヤで包み、カリッと仕上げる料理

特徴・材料・基本的な作り方

具をしっかり包んでカリッと仕上げる

肉や豆、チーズなどを大きめの小麦トルティーヤへ置き、左右を折り込んでから巻きます。一般的には油で揚げますが、今回の6本にはオーブンで焼いて表面をカリッとさせるレシピもあります。

肉は鶏肉と牛肉の両方がある

今回掲載している6本では鶏肉を使うレシピが多く、牛ひき肉を使うタイプもあります。鶏肉も、あらかじめ加熱した肉を裂いて使うものと、生の鶏肉を焼いて煮込み、あとから裂くものに分かれます。

豆やソースの使い方にも違いがある

リフライドビーンズを肉と一緒に包むもの、自分でピント豆から作るもの、モリタチリのソースを肉へ絡めるもの、揚げたあとにグリーンチリ・ケソをかけるものなどがあります。

主な材料・調味料

  • 主材料:鶏肉、牛ひき肉など
  • 皮:大きめの小麦トルティーヤ
  • 豆:リフライドビーンズ、ピント豆など
  • チーズ:ペッパージャック、メキシカンチーズブレンド、チェダーなど
  • 香味・辛味:玉ねぎ、にんにく、クミン、チリパウダー、ポブラノ、モリタチリなど
  • ソース:サルサ、モリタチリソース、グリーンチリ・ケソなど
  • 仕上げ:ワカモレ、クレマ、サワークリーム、ピコ・デ・ガヨ、レタスなど
  • 加熱:揚げ油。レシピによってオーブン焼き

基本は「具をトルティーヤで包み、外側をカリッとさせる」料理ですが、6本を比べると肉の種類、豆の作り方、チリソース、トルティーヤ、加熱方法、仕上げソースまで違いがあります。

6つの動画レシピを比較

CookClipでは6つのチミチャンガ動画レシピを掲載しています。牛ひき肉、オーブン焼き、モリタチリ、自家製トルティーヤ、自家製リフライドビーンズ、グリーンチリ・ケソなど、それぞれに分かりやすい特徴があります。

ここからは一般的なチミチャンガの説明ではなく、掲載している6つの動画レシピを横断して整理した比較です。

動画レシピ フィリング・ソース 加熱・特徴
Jauja Cocina Mexicana 牛ひき肉、ポブラノ、豆を中心にしたフィリング 今回の6本では牛ひき肉を使うタイプ。赤いサルサやクレマ、野菜などを添えて仕上げる
Red or Green? 裂いた鶏肉4カップ、リフライドビーンズ2カップ、サルサ、トマトソース、チキンブロス、ギリシャヨーグルト、チーズ 油で揚げず、約175℃のオーブンで約15分焼き、最後に約1分ブロイルする
Villa Cocina 裂いた鶏肉4カップに、モリタチリ、トマト、アチョーテ、クミン、りんご酢、ブラウンシュガーなどのソース モリタチリの燻香を効かせた鶏肉とチーズを包み、油で揚げる
Binging with Babish チリソースで味付けした鶏肉、リフライドビーンズ、チーズ。サルサ、クレマ、ワカモレも用意 小麦粉からトルティーヤも自作し、約175℃の油で揚げる。付け合わせまで手作りする工程の多いタイプ
Allrecipes 数量未記載の鶏むね肉を玉ねぎ、にんにく、アンチョ系チリパウダー、クミンなどで煮込み、裂いてグリーンチリを加える。ピント豆からリフライドビーンズも作る 豆、ペッパージャック系チーズ、鶏肉を重ね、小麦粉と水ののりで閉じて約175℃で揚げる
Cooking Con Claudia マリネした鶏肉、ポブラノ、ベルペッパー、チーズ。別にグリーンエンチラーダソースとチェダーを使ったケソを作る チミチャンガを揚げたあと、温かいグリーンチリ・ケソを上からかける

6本を比較して分かったこと

鶏肉5本、牛ひき肉1本に分かれる

Red or Green?、Villa Cocina、Babish、Allrecipes、Cooking Con Claudiaは鶏肉を使い、Jauja Cocina Mexicanaは牛ひき肉を使います。同じチミチャンガでも、肉の種類は固定されていません。

6本中1本だけオーブンで焼く

Red or Green?は油で揚げず、表面へ油をスプレーして約175℃のオーブンで約15分焼き、最後にブロイルします。ほかの5本は揚げるタイプなので、加熱方法として最も大きな違いです。

Allrecipesは鶏肉も豆も一から調理する

Allrecipesでは、加熱済みの裂いた鶏肉を使うのではなく、鶏むね肉を焼き付け、玉ねぎ、にんにく、チリパウダー、クミン、チキンブイヨンなどと煮てから裂きます。さらにピント豆を油脂と調味料で炒めてつぶし、自家製リフライドビーンズも作ります。

豆の使い方もレシピごとに違う

Red or Green?ではリフライドビーンズを鶏肉やサルサと一緒にフィリングへ混ぜます。Babishでは鶏肉、豆、チーズを別々に重ねます。Allrecipesではピント豆からリフライドビーンズを作り、チーズと鶏肉と一緒にトルティーヤへ重ねます。

Villa Cocinaはモリタチリソースが味の中心

Villa Cocinaではモリタチリ2本を戻し、トマト、玉ねぎ、にんにく、アチョーテ、クミン、りんご酢、ブラウンシュガーなどと合わせてソースを作ります。これを裂いた鶏肉へ絡めるため、チリの燻香がフィリングそのものの個性になります。

Babishはトルティーヤから付け合わせまで作る

Babishでは市販のトルティーヤだけに頼らず、小麦粉から小麦トルティーヤを作ります。サルサ、ライム入りクレマ、ワカモレも別々に作るため、6本の中でも工程の多いレシピです。

Cooking Con Claudiaは揚げた後のケソまで含めて完成

Cooking Con Claudiaでは、鶏肉とポブラノなどを包んで揚げるだけでなく、グリーンエンチラーダソース、牛乳、チェダーなどで作ったケソを上からかけます。皮のカリッとした食感と濃厚なチーズソースを組み合わせる仕上げです。

目的別に動画レシピを選ぶ

6本はそれぞれ違いがはっきりしているため、肉の種類、使える調理器具、どこまで手作りしたいか、好みのソースから選ぶと分かりやすくなります。

作りたいタイプ 動画レシピ 選ぶ理由
牛ひき肉で作りたい Jauja Cocina Mexicana 6本の中で牛ひき肉とポブラノを中心にしたタイプ
揚げ油を使わず作りたい Red or Green? 約175℃のオーブンと最後のブロイルでカリッと仕上げる
スモーキーなチリソースを使いたい Villa Cocina モリタチリを戻し、専用ソースを作って鶏肉へ絡める
トルティーヤから手作りしたい Binging with Babish トルティーヤに加え、サルサ、クレマ、ワカモレまで作る
鶏肉とリフライドビーンズを一から作りたい Allrecipes 鶏むね肉を焼いて煮て裂き、ピント豆からリフライドビーンズも作る
濃厚なグリーンチリ・ケソをかけたい Cooking Con Claudia 揚げたチミチャンガへ温かいグリーンチリ・ケソをかけて仕上げる

ここでの分類は料理の優劣を決めるものではありません。フィリング、豆、チリ、トルティーヤ、加熱方法、仕上げソースなど、各動画で確認できる違いをもとに整理しています。

6つの動画レシピを詳しく見る

よくある質問

チミチャンガとブリトーの違いは何ですか?

どちらも小麦トルティーヤへ具を包む料理ですが、チミチャンガは包んだ後に油で揚げ、外側をカリッと仕上げるスタイルが代表的です。今回比較した動画には、揚げずにオーブンで焼く派生型もあります。

必ず油で揚げますか?

一般的には揚げますが、必須とは言い切れません。今回比較したRed or Green?では油をスプレーしてオーブンで焼き、最後にブロイルして表面をカリッとさせています。

中身は鶏肉が一般的ですか?

鶏肉はよく使われますが、牛肉や豆などさまざまなフィリングがあります。今回の6本でも5本は鶏肉、1本は牛ひき肉です。

リフライドビーンズは必ず入れますか?

必須ではありません。入れる場合も、肉と混ぜる、別の層として塗る、ピント豆から自作するなどレシピによって使い方が異なります。

チミチャンガが開かないようにするにはどうしますか?

トルティーヤを温めて柔らかくし、左右を折り込んでからきつめに巻く方法があります。AllrecipesやBabishでは、小麦粉と水を混ぜたのりを縁に塗って閉じる方法も使われています。